「金剛乗」(vajrayāna)である密教(みっきょう)は極めて神秘主義的・象徴主義的な教義を師資相承によって伝持する。日本の伝統的な宗派としては、空海が中国密教の拠点であった唐の青龍寺恵果によって本格的に修学・受法して請来し、真言密教として体系付けた空海(弘法大師)真言宗(東密。即身成仏と鎮護国家が目的、密教専修)が正統なものである。
また、真言密教の全てを真言宗醍醐派総本山醍醐寺で受法相承した真如苑開祖伊藤真乗大阿闍梨は大般涅槃経を見出し、大般涅槃経を基に出家者だけに許された密教を出家・在家分け隔てなく、初めて在家者にも密教の真実儀を明かすことが出来るように伝え救うべく体系される。さらに密教は山岳信仰とも結びつき、修験道など各地の寺院・権現に伝わる山岳曼荼羅にもみられるように両方の要素や浄土信仰に影響している。
また、真言密教の全てを真言宗醍醐派総本山醍醐寺で受法相承した真如苑開祖伊藤真乗大阿闍梨は大般涅槃経を見出し、大般涅槃経を基に出家者だけに許された密教を出家・在家分け隔てなく、初めて在家者にも密教の真実儀を明かすことが出来るように伝え救うべく体系される。さらに密教は山岳信仰とも結びつき、修験道など各地の寺院・権現に伝わる山岳曼荼羅にもみられるように両方の要素や浄土信仰に影響している。
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by yoshihiro_h
| 2008-10-17 01:54